ローソク岩の朝日
北海道余市町は「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に含まれ、市街から古平町に続く海岸線に奇岩「ローソク岩」があります。
本来、日本海からは夕日が見えるのですが、積丹半島の入り口にある余市町では、海から朝日が昇ります。
その朝日が、この季節、「ローソク岩」に火が灯ったように見えます。
しかしながら、朝日の撮影は、けっこう大変ですね。
今年もチューリップが見頃です
今年も百合が原公園のチューリップが色とりどりに咲き乱れています。
毎年、ライラックが咲く時期とかぶるのですが、今年のチューリップは例年より1週間ほど、早く見頃になりました。
毎年、変わったチューリップがあります。
百合が原公園はこれから、ライラック、フジ、ユリと、どんどん美しくなっていきます。
桜が満開
札幌市内の桜は例年だと、ゴールデンウィークが開けてから満開になりますが、昨年くらいから開花が早くなり、今年も街中はゴールデンウィーク中に葉桜になってしいましました。
それでも、札幌からちょっと足を伸ばせば、今が満開のところがあります。
札幌の隣町、石狩市に桜の名所があります。
石狩市と言っても「厚田村」が合併したところなので、札幌市内からだと45分くらいかかるところにある「戸田記念墓地公園」に8000本の桜があります。
ここは某宗教団体の墓地なので、普通に写真を撮ったらお墓が写ります。
お墓を写さないで、どう美しく写真を撮るかが難しいところです。
せっかくだから、北海道っぽい感じで撮影してみましょう。
今週末までが見頃です。
北大の冬
今年は晴天の日があまりない札幌ですが、久しぶりに天気予報で終日晴れマークが出ているので、今日は北海道大学の散歩です。
北海道大学は旧帝大の1つとして歴史ある学校ですが、明治9年に設立された札幌農学校を前身とする大学です。
ですので、キャンパスには広大な農場があり、キャンパスの大きさでは日本一で、その広さは札幌キャンパスだけでも177万平方キロメートル。これを東京の地図に重ねて比較したツイッターによると、「神田駅から秋葉原はおろか、御徒町をも越えて上野は旧博物館動物園駅にまで達する」と、記載されています。
有名なポプラ並木は、平成16年の台風で51本のうち27本が倒れてしまいましたが、冬も美しい風景です。
北海道といえば、クラーク博士像が有名ですが、ご存じの通り札幌農学校(現北海道大学)の初代教頭だった人で、羊ヶ丘展望台に全身像が建立される以前は大学構内にある胸像が有名で、古くから多くの観光客が訪れています。
キャンパスには、重要文化財・北海道遺産である札幌農学校第2農場があります。これはクラーク博士の構想による模範家畜房を中心にした明治期の建築物であり、現存する北大の建築物の中では最も古いものです。
なかなか北大の冬もいいもんでしょ。
これもアート?
敷地内すべてがイサム・ノグチの作品ともいえるモエレ沼公園。
モエレ山の山頂から北側下を望むと、誰も足を踏み入れてない新雪が・・・・・
ん?小さな人影?雪かきか?望遠で覗いてみると
これもアートなのだろうか?
冬のモエレ沼公園
今日はさっぽろ雪まつりの大通公園会場の最終日。あちらは海外からの環境客でいっぱいだから、自然メンバーとしては喧噪を離れることにしました。
札幌市中心部から車で約30分の郊外に、彫刻家のイサムノグチが基本設計した世界的に有名な「モエレ沼公園」があります。
夏は北海道の雄大さを感じたい本州や海外の観光客でにぎわいますが、冬は人気の雪遊びスポットとして、市民が訪れています。
モエレ沼公園のシンボルとも言えるガラスのピラミッド。中には、イサム・ノグチを映像や書籍で紹介するギャラリーやフレンチレストランの他、公園オリジナルグッズを販売するショップがあり、ソリ、長靴、スノーシュー、クロスカントリースキーなどをレンタルできます。
そこから出ると、モエレ沼公園最大の造形物であるモエレ山が見えます。
近くに行ってみると、子供たちが楽しく遊んでいます。
登ってみることにしました。
山頂部分は、札幌市内全体を見渡せる展望台となっています。でも、今日は市街方面は曇っているので、ガラスのピラミッドの方向だけ載せます。
けっこう急勾配なので、ソリはかなりスピードが出ます。
雪まつり「つど〜む会場」の雪の滑り台も楽しいけれど、ちょっと足を伸ばせば、もっと楽しい札幌が楽しめます。
夏の羊蹄山
自然組写真館に写真を投稿してくれる、スチュワートさんから羊蹄山の夏の写真が届きました。
ジャガイモ畑の風景は自然組物産館サイトにアップしましたが、その他にも美しい羊蹄山が届きましたので、こちらのブログにアップしました。
今日から、またニセコに向かうそうです。
農道空港の使い道
農道空港というものをご存じですか?正式には「農道離着陸場」といい、農林水産省の事業で、小型飛行機により付加価値の高い農産物を空輸する事で地域の農業振興をはかる目的で作られたものです。
この空港は全国に8箇所あり、4箇所が北海道にあります。その中の1つ、余市町の別名「あっぷるぽーと余市」でドラッグレースが開催されました。
農産物の輸送コストや、建設・維持コスト、自然の影響を受けやすい立地条件など、今や負の遺産とまで言われているこの施設のことを何故とりあげるかというと、空港へ行く道中、そして、滑走路から辺りを見回すと、美しい農村の風景が広がるからです。
日頃、都会で生活している方が、空港で行われるイベントがきっかけで、少しでも自然をあじわうことができれば、自然組としてはうれしい限り・・・・という、ごくごく自然な気持ちからです。
と、まぁ、今回は「つぶやき・・・」ではなく「うんちく・・・」になりましたが、「こんな田舎でこんなことが!」的に観て貰えれば幸いです。
けっこうな爆音ですが、この季節、刈払機(草刈機)の音に慣れているので、あまり気になりませんね(笑)
ベニバナトチノキが満開です
百合が原公園の管理棟の裏に、紅い花が咲く比較的背の高い木があります。
ベニバナトチノキといい、北米南部原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の交雑種で、北海道では5月の末から6月にかけて枝先に長さ15から25㎝の大きな花序を付けます。
今が見頃です。
ハンカチの木
百合が原公園にはハンカチの木という、ちょっと変わった名前の木があり、今が見頃?です。
原産は中国の四川省・雲南省付近らしいのですが、白いハンカチのような花が咲きます。
落ちた花びらは「お嬢さん落としましたよ・・・」といったハンカチのようですが、たくさん落ちていると「だれだ、こんなにティッシュを巻き散らかしたヤツ!」って感じになります。
でも、ここの公園は掃除をしっかりしているので、花びらはあまり落ちていませんでした。