余市町の「唐辛にしん」販売開始

NHK朝の連続ドラマ「マッサン」で、ウイスキーの故郷として北海道余市町が舞台になったのは記憶に新しいと思います。
その劇中で、古くはニシン漁で栄えた町のくだりがありましたが、採れなくなった今でも余市にはニシンの文化が根付いていて「身欠きニシン」「糠ニシン」「数の子」の水産加工会社が数多くあり、古くから一番美味しい食べ方を巡って切磋琢磨してきた歴史があります。

その余市でつくられた「唐辛にしん(トウガラニシン)」を自然組物産館でも販売できるようになりました。

製造地/北海道 余市

製造地/北海道 余市

この商品はニシンの味を知っている余市の人間が、世界で一番旨いと評価する「アラスカ・ベーリング海」のニシンを、厳選された唐辛子を使い秘伝の製法で適度な辛みと塩味で熟成させた「にしんの唐辛子漬け」です。

近年、ニシンが日本海に戻って来はじめていますが、あえてアラスカ産のニシンを使うのは、北洋の広い漁場で安定量を確保できるため冷凍加工船を使うことができ、一番新鮮な状態をキープしたまま出荷されているからだそうです。

唐辛子を使った料理や加工品は、よく「激辛」などのフレーズがつきますが、この「唐辛にしん」は辛さを強調にしているのではなく「香ばしさ」を出すために利用しているといった感じでしょうか。

ぜひ、ご賞味ください。

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