幻のメロンを販売開始

自然組日記で4月にお伝えした、幻のメロン「小平町産アイボリーメロン」が今週から収穫がはじまりました。
なぜ、幻かというと、日本でも小平町でしか生産されていないからです。

北海道、それも北部の日本海側は本州とは違い、ちょうど6月が一番天気が良く、それが美味しい作物を育てる要因のひとつでもありますが、今年は6月中旬から天候が不順で、アイボリーメロンの初出荷も8月になるのでは?と思われましたが、6月後半から持ち直し、例年並みの時期に出荷できるようになりました。

作物にとって、天候はとても重要ですが、だからといって天気が良ければ美味しいものができるというわけではないのです。
しかしながら、こんな天候でも、今年のアイボリーメロンは不思議と実が詰まって、しかも「甘い!!!」。

例年の実績から、糖度17度以上を「小平玉」として贈答用に販売しようと計画していましたが、急遽18度以上に格上げ!そして15度〜17度を違う名称で販売することになりました。

小平玉

小平玉

まずは、糖度18度以上・重さ160g以上の「小平玉」です。例年なら全収穫量の10%にも満たない貴重なものでしたが、今年はもう少し出荷されそうです(でも、希少なのは間違いありません)。化粧箱はまるで高級お菓子のような装丁です。実はこの化粧箱、地域振興の目的で町の予算で作ったため原価割れしています。ある意味、メロンよりも貴重です。
しかしながら「この貴重さにはこの位してやらないと!」という町民と農家の熱い思いもしっかり入っています!?

クビナガリュウの玉(たまご)

クビナガリュウの玉(たまご)

 

次に、糖度15〜17度のものを「クビナガリュウの玉(たまご)」の名称で販売します。
なぜ、クビナガリュウかというと、小平町は過去にクビナガリュウの化石が発掘されていて、町のシンボルにもなっているからです。
ノーネットですので肌がツルッとしているところ、そして農家さんが卵を温めるように大事に育てていることから、この名称になりました。(クビナガリュウは爬虫類なので、自分で温めるかはさだかではありませんが・・・・・)

 

そして一番重要なのは、小平町認定の糖度シールが貼ってあること。実はこのシールを貼って販売しているのは「小平町の道の駅」と、この「自然組物産館」だけです。

年々、生産農家も出荷数も少なくなってきています。一生に一度、ぜひどうぞ。

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